副業を増やせば、読む時間が減る。人の評価を気にしていると、自分がどう生きたいのかが分からなくなる。このブログで扱っている問いから、次に手に取る本を選ぶための案内です。
3冊にはそれぞれ違う入口があります。忙しさと時間ならセネカ、生きる意味ならフランクル、人との関わりならフロム。すべてを買う必要はありません。今の自分の問いに近い一冊から、目次や試し読みを確かめてみてください。
広告:このページにはAmazonのアフィリエイトリンクが含まれます。Amazonのアソシエイトとして、こどおじ日記は適格販売により収入を得ています。価格・在庫・版は購入先でご確認ください。
今の問いから、一冊を選ぶ
時間が足りない、と感じるときに
生の短さについて 他二篇
セネカ 著/大西英文 訳/岩波文庫
副業で収入を増やすと、本やゲームに使いたかった時間が減る。そんな矛盾から、そもそも自分の時間を何に渡しているのかを考えるための一冊です。表題作に「心の平静について」「幸福な生について」を収めています。
選ぶ前に:予定管理の手順をすぐ知りたい人よりも、忙しく働くことと、納得して生きることの違いを考えたい人に。ここで案内するのは大西英文訳です。同じ著者の旧訳『人生の短さについて』とは、書名・訳者が異なります。
Amazonでこの版を確認する(広告)![夜と霧[新版]、池田香代子訳、みすず書房の表紙](https://img.hanmoto.com/bd/img/9784622039709_600.jpg?lastupdated=2025-01-07T17%3A22%3A44%2B09%3A00)
人生を、結果だけで評価したくないときに
夜と霧[新版]
ヴィクトール・E・フランクル 著/池田香代子 訳/みすず書房
強制収容所での経験を記した作品です。人生を成功・失敗の採点だけで捉えることに違和感があるとき、人が置かれた状況と、その中で生きることへ目を向ける入口になります。
選ぶ前に:重い体験を扱います。「前向きなら何でも乗り越えられる」という教訓を求める本としては紹介しません。リンク先は池田香代子訳の新版で、霜山徳爾訳の旧版とは区別して選んでください。
Amazonでこの版を確認する(広告)好かれる条件ばかり、数えてしまうときに
愛するということ
エーリッヒ・フロム 著/鈴木晶 訳/紀伊國屋書店
人からどう評価されるかを考えているうちに、自分が相手とどう関わっているかが見えなくなることがあります。「愛されるには」から「愛するとは何か」へ、問いの向きを変えて考えるための一冊です。
選ぶ前に:すぐに使える恋愛の会話術を探している人には、そのままの答えにはなりません。相手への関心や、自分の関わり方そのものを考えてみたい人向けです。
Amazonでこの版を確認する(広告)記事と本を、行き来する
本の言葉を、そのまま自分の生活への答えにする必要はありません。記事に書かれた体験と読み比べて、しっくりくる点と違和感が残る点の両方を考えてみる。そのための読書案内にしていきます。